スペイン人の実は!?スペイン人が日焼けしたがる理由
スペインのマヨルカ島に引っ越してきて早、1年がたとうとしている。
海がある暮らし。
ビーチがそばにある暮らし。
海に行くたびに思うこと。
スペイン人、どんだけ日光浴好きやねーん!!!
必死に日陰に入る私をよそに、太陽の下に寝そべる彼らたち。
バルに行く。
テラスが大好きなスペイン人。
日陰を必死こいて探す私にうって代わり、スペイン人、率先して陽の下に座ろうとする。
もう一度言わせてください。
スペイン人、どんだけ日光浴好きやねーーん!!!
ずっと気になっていた、「スペイン人が日焼けをしたがる理由」そして「太陽の光が好きな理由」を、直接スペイン人の女性に聞いてみた。
スペイン人が日焼けが好きな理由
日焼けをしたわ!と喜ぶ、スペイン人の義理の姉。
日本人なら、日焼けを気にするお年頃なのに。
私のお得意の、なんで?が発生したので、単刀直入に聞いてみた。
「なんで、日焼けしたいの?」
彼の姉は、たくさんの理由を教えてくれた。
一番私が面白いって思った理由は、
スペインは、人と関わることががとても大事な国。
普段から近所の人と道でおしゃべりしたり、公園のベンチに座って一緒に過ごす習慣がある国。
だから、日焼けをしてないっていうことは、人と関わっていないっていうこと。
人と繋がりを持たずに、家の中にいるっていう意味になる。
病気だから家の中にいるとか、人と関われない何か問題を抱えている、という印象を与えるらしい。
だから、適度に日焼けしていることは、体の健康面も人間関係もうまくいっています!っていう象徴になるから、みんな適度に日焼けをしたいらしい。
日焼けもその国の文化と関わってるんやって、新しい発見。
2つ目の理由は、日焼けをしているということは、夏にバケーションで海などに行ってきて焼けた=バケーションにいけるお金がある、時間がある、余裕がある暮らしをしているという意味。
3つ目の理由は、もともとスペイン人の肌の色は真っ白ではなく、少し焼けたような色をしている。だから、適度に日を浴びて元々の自分の肌の色を保たないと、ペンキの色が古くなってハゲてしまったような、色が足りないような、そんな風に感じるって。
だから、自然の自分本来の良さを引き出すために、適度に日に当たって色を保つことを大切にしてるらしい。
それが義理の姉に教えてもらった、スペイン人が日焼けをしたがる理由。
夏が来る前に、日サロに行くスペイン人!?
適度に、日焼けしていることが、心身共に健康的とされているスペインでは、夏がくる前に、日サロに行く人がいるらしい。
昔、昔に日焼けサロンが流行った時期が日本にもあったけど、まさかスペインでも日サロがあったなんて衝撃的。
そして、今もなお継続中。
スペインの日焼けサロンは、美容院の中にあることが多い。
大きめの美容院には、ヘアーだけでなくて、ネイル、フェイシャルトリートメント、脱毛などのサービスがある。
日焼けが出来る機械を備えている美容院もあって、そこで日焼けすることが出来るみたい。
紫外線って言葉は、恐怖でしかない私にとっては、わざわざ日焼けをしたがるなんてって思うけど、お国が違えば、文化も違う。
なんや、面白い。
日光浴をするのはビタミンDのため!?
あと、彼の姉が教えてくれた。
日光浴をしないと、ビタミンDが欠如するんだよ!と。
それは、スペインでは良く言われていることみたい。
実際、彼の姉は、健康診断で「ビタミンD不足」と言われたことがあり、お医者さんから、「太陽の光をもっと浴びるように」と言われたらしい。
日本では、太陽の光、紫外線を浴びることのマイナス面が発信されることが多いけど、スペインでは、太陽の光を浴びるプラス面が多く発信されているように思う。
物事には全てプラスとマイナスがあって、みる角度によって変わるんだなぁって思った。
どっちがよくてどっちが悪いもなくて、どっちかを否定する必要もなくて。
ニュートラルに物事をみる大切さを「スペイン人の日焼け」から学んだ。
まとめ
もちろん人によっては日焼けを避ける人もいるし、考え方は様々やと思うけど スペイン人の義理の姉に聞いた「スペイン人の日焼けへの考え方」は、私にとっては、新しいスペインの発見で、とても面白かった。
特に、仕事を見つけるのもコネが大事なほど、人との繋がりが大切なスペインで、日焼け=人と繋がっている、ご近所とちゃんと関わりを持っているというイメージになるというのが、一番興味深かった。
へぇーーーーてなった方は、こちらポチンしてくだされば、
トレビアの泉の義理姉が喜びます。