スペイン緊急事態宣言から48日目、遂に散歩が許された!
やっとこさ!!!!!!!!!!!!!!!!!
外に出れる喜びをありがとう!!!!!!!!!!
47日間、ずーーーーーーーーーーっと家の中にいた。
自宅から400mにあるスーパーに週1、2回行くだけの毎日やった。
時々ちょっとだけ遠回りして行ったけど、せいぜい徒歩10分。
今日から、毎日1時間の散歩、運動が許された。
子供連れ、年配の方、その他の大人の3つに時間が決められている。
私たち一般の大人は、は朝6時から10時、夜8時から11時までって決まっている。
行き先は、決まっていた。
向かったさきは、海!!!!!!
風が気持ちよくて、青空と太陽の光をいっぱいに浴びた。
なんか、込み上げてくるものがあって。
泣きそうになった。
当たり前の日々が当たり前じゃなくなった今。
外に出れること、散歩に出れること、風が気持ちいいこと、
海が太陽の光を反射してキラキラしていること。
全てが特別に思えた。
海の近くにはたくさんの人がいて、みんな同じように幸せを噛み締めて歩いていた。
でも、普段は若者から年配の方、カップルはみんな手を繋いで、仲良く寄り添って歩くスペイン人が、手をつなぐこともなく歩いている。
マスクをして、ゴム手袋をして歩いている人もたくさんいる。
友達に会えば、キスをしてはぐをして、肩をぶつけ合うくらいの距離で喋るスペイン人が、
2mくらい離れて喋っている。
そこまでして喋るんかい!とは思ったけど。
そりゃ喋りたいよな。
海を見ながら、立ち止まったり座ったりしていると、巡回している警察に注意される。
目的は、運動であって、座ってのんびりする事が許されている訳じゃないから。
そんな光景を目の当たりにすると、
やっぱりまだまだ日常に戻れる日は先なのやろうなって。
普段当たり前って思っていたことは、本当は全然当たり前なんかじゃなくて。
健康で入れる有り難さ
命がある有り難さ
毎日太陽の光を浴びたい時に浴びれる幸せ
公園でぼーっと過ごせる何気ないひととき
大切な人を手を繋いで歩ける温かさ
当たり前って思っていたことが、本当は特別だった。
コロナウィルスで、私たちは、たくさんの命、たくさんの大切な何かを失った。
でも、失ったものだけじゃない。
きっと、何か得たものもあったはず。
そんな風に思った、ひととき。
外出許可1日目。
そんな特別な日に、島全体に青空が広がった。