【リベンジ編】スペインで美容院へカラーをしに行く
つい先日美容院にいったばかりなのに、また美容院へ
そう。
なぜなら、気に入らなかったから。
というより、カラーをしに美容院に行ったのに、カラーできていなかったから。
コロナで自宅待機が続き、髪の根元が黒く伸びきってプリンになったから美容院に行ったのに、なぜか、根元は黒いまま。
むしろ伸びきって、根元というより、髪の毛三分の一が黒いがな。
詳しくは、こちらの記事をご参照ください。
お金払ったのに、色の変化がないカラーが悔しくて、でも直してください!って言うこともできないチキンの自分がもっと悔しくて、鏡を見るとき、薄目にしてたけど。
もう、いい加減に、このままではあかん。
細い目が余計に細くなる。
と、また美容院へ。
いざ、リベンジ。
スペインの美容院の選び方
スペインは街中にたくさん美容院がある。
私は、近所を歩いて、外からみてなんとなく雰囲気の良さそうな美容院をチェックする。その後、GOOGLEマップで口コミをチェック。
良さげだったら、電話で予約する。
でも、前回その作戦でうまく行かなかった&短期間でカラー代がかさむのを避けるため、今回は、グルーポンから近くの美容院から選んで、割引クーポンを買って行きました。
グルーポンとは、グルーポンと言うインターネットのサイトで、自分の家の近くのレストラン、カフェ、美容院、ネイル、マッサージなどが、通常よりもお得な値段で販売されている。グルーポンを通して先にクーポンを購入して、その購入コードをお店で見せれば、購入したサービスを受けられるというもの。
リンクを貼っておきます。
グルーポンスペインのサイト
グルーポン日本のサイト
スペインの美容院って、値段が明確じゃなくて、色々美容院でしてもらった後に、最後にいくらかかるのか、そわそわすることが何回かあった。
グルーポンだと、先払いなので、安心。
今回は、近所の美容院の
「カット、カラー、ハイライト、シャンプー、トリートメント」のクーポンを購入。
通常値段の70%オフでチケットを購入。
口コミもよかったけど、値段がかなり安いのでちょっと、ドキドキしながらいく。
懐には優しいけど、心臓には悪いな。
いざ、美容院へ
なんでやろ?
スペインで美容院へ行くとき、なんでこんなドキドキするんやろ。
日本で美容院へ行くときは、ワクワクやのに。
コロナウィルス対策で、マスク着用が義務化されているマヨルカ島。
マスクをつけて、手のアルコール消毒して入店。
この間の美容院では、出来るだけ失敗されないようにと、シンプルに!をモットーに、ワンカラーをお願いした。
大きな失敗はなかったが、色に変化がないという、違った意味で大きな失敗に終わった。
なので、今回はあえて、ハイライト入りのカラーをお願いしてみた。
「こんな感じにしてください」
と写真を見せると、目をまん丸にして驚く、美容師のセニョーラ。
驚かれたことに、驚く私。
なんで、驚かれたのか、記事を書いている今も不明。
色々と説明してくれるセニョーラ。
あんまり良く分からなかったので、とりあえず「色のトーンを今より明るくしたい」「でも、金髪はしないで」「プリンは直して」と言う点を、重点的にお願いした。
そして、私のスペインの美容院でカラーをする、という冒険が始まった。
スペインの美容院でカラー。
そして、カラーが始まり3分で、冒険に出たことを後悔する。
カラー剤をもって再登場するセニョーラ。
カラー剤って、私の経験上、美容師さんが、奥の部屋で調合して、作ってから持って来られませんか?
こちらの美容師のセニョーラは違った。
なにやら、カラー剤を入れたと思われる容器(中身が見えない)を、おもむろに持つ。
そして、勢い良く、上下にシェイクしだす。
カラカラ、カラカラ。
え?バーデンダーでしょうか?
私、目が点。
セニョーラの、カクテルパフォーマンスを見せて頂いたあと、容器からカラー剤をだす彼女。
そして、出されたカラー剤をみると。
青紫色。
え?
ハロウィン仕様?
私、恐怖で瞳孔が開く。
そして、勢いよく、べっちゃべっちゃと頭皮めがけて塗りたくるセニョーラ。
美容師さんの繊細のかけらもない。
むしろ、豪快なアーティスト。
私、心臓がドキドキ。
案の定、頭皮がピリピリしだす。
あかん、もうあかん、グルーポンのチケットめっちゃ安かったし、安すぎるし、どんなカラー剤使ってるのかの分からん。カラー剤の毒素で死んだらどうしよう?とか、考え始める私。
多分、うん、冷静に考えて、私大げさ。
マスク着用してるから、こめかみ部分はどうやってカラー塗るのかな?
って思っていると、マスクの紐を持ち上げて、こめかみに塗りたくる、そして、またマスクを戻す。
あ、紐がカラー剤だらけ。
目の前で繰り広げられて行く、想像を超える美容院体験に、なにやら笑いが込み上げてくる。
これは、恐怖を通り越したからでしょうか?
でも、こんなに不安満載の美容院やけど、10分置きに電話が鳴る。10分置きにお客さんが入ってくるという、繁盛ぶり。確かにGOOGLEの口コミもグルーポンの口コミも良かった。
3人のスタイリストに、4、5人のお客さんで、忙しそう。
だから、落ち着こう私。
と、自分を言い聞かせる。
メッシュで大量のアルミホイルが頭についたまま待機する。
時間計っている様子ないけど大丈夫ですか?
周りもメッシュをしてるようで、店内はアルミホイルのカシャカシャした音が続く。
頃合いを見計らって、別の人がカラーをチェックしにくる。
「もういいと思うわよ!」っていうてるのに、セニョーラ別のお客さんに対応中で全然こっちに来てくれない。
お願いセニョーラ。
早く来て。
やっと来てくれた彼女、
色をチェックして「すごくいい色よ」ってめっちゃ笑顔。
なんでや?大丈夫って言われると不安なるのは?
やってきました、美容院で一番辛い、あのタイム
スペインの美容院で一番辛い時間といえば、そう。
あのシャンプータイム。
今回もやってきました。あの、首が痛くなるシャンプー台と、顔ビッショビショになるシャンプータイム。
でもね、今回は違ったんです。
なぜなら、マスクをしているから。
マスクが顔への飛び散りを防いでくれる。
ビッシャビッシャ豪快な音が聞こえるし、相変わらず、耳までがっつり洗ってくれるけど、マスクが、タオルを顔にかけてくれてるサービスと錯覚して、なんや、いつもよりずっと心地良いシャンプータイム。
首への負担が少ないように、椅子の傾きも調整してくれたので、いつもよりもずっと快適だった。
今回のカラーの仕上がりは?
ドキドキしながら、どんな感じでカラーが出来たかドライヤー中、じーっと観察する。
セニョーラは、すっごく笑顔で「綺麗な色よ」ってウィンクしてくれる。
あれ。
およ。
いい感じやないかーーーーーーい!!!
カラー、成功しました。
お願いしたこと、全部ちゃんと通じてて、何よりプリンがなくなってる。
ありがとう、セニョーラ。
始め信じなくて、ごめんなさい。
グルーポンの割引がなかったら、60ユーロだったらしい。
今回は、なんと25ユーロ。
グルーポンが使えるのは初めての来店のみだから、次からは割引なしになるけど、また次行こうかなって思えた。
ありがとう、グルーポン、そしてセニョーラ。
まとめ
今回の美容院体験で思ったことは、やっぱり美容師さんとの相性って大事。
今回は美容師のセニョーラが、外国人でスペイン語もイマイチな私の言葉を、一生懸命理解しようと聞いてくれて、どうしたいかを汲み取ろうとしてくれた。
それプラス、私自身も前の失敗を教訓にしたことがある。
まず、したい事、したくない事をはっきりと伝える
それから、このカラーだけ!って一色に絞らずに、写真を何枚か写真を用意して、イメージしている色合いを4、5枚見せる。
そうすることで、自分が希望するイメージを伝えやすいし、大きな失敗はないんじゃないかなって。
そんな感じで、今回のスペインで美容院へカラーをしに行く、リベンジ編は、大成功でした。