スペイン暮らし

スペイン島暮らし中。スペイン人のマリド(夫)と2人暮らし。

MENU

スペインの実は!?住んで発見したスペイン人の性格【スーパで怒られる編】

 

f:id:at001:20200714234021j:plain

 

 

スペインに来る前、スペインの生活やスペイン人について、何の情報もないまま、ノコノコとやってきた私。

いざ生活してみると、毎日が驚きでいっぱい。

街中歩くと、大声で喋っているスペイン人たち。

笑っていると思ったら、怒っている。文句言ってると思ったら、笑っている。

この国は不思議でいっぱい。

 

 

そして、私は今日も、スペイン人に怒られた。え。

そう、この国では毎日まぁまぁ怒られる。

 

それでは、どーぞ。

 

 

 

 

喜怒哀楽がはっきりしているスペイン人 

 「スペイン人、性格」と調べると、感情表現が豊か、とか、喜怒哀楽が激しいとか出て来ると思います。まさに、その通り。

気持ちを素直に表現する人で、この国はあふれています。

でも、私がスペインで生活をしてみて感じたのは、まぁまぁ怒っている、もしくは、文句を言っているスペイン人率が高い。(あくまで私の体験です。)

多分それは、スペインの失業率が高い状況が何年も続いているせい。

失業率が高い、仕事があっても不安定、ハードに働くわりにはお給料が安いなどなど、スペインの雇用状況は悪い状況がずっと続いているみたい。

そのせいで、みんな不平不満、心配を抱えてる状況。

その上、気持ちを素直に表現する国民性だから、街を歩けば、何かに怒っていたり、不満を言っているのを目にする。

ただ、そこはやっぱりスペイン人。

不平不満を言っているわりには、なぜかどこか楽しそうで、楽天的な雰囲気で、文句を聞いているのに、気持ちが沈んだりしない。

むしろ、文句言うことを楽しんでいるようにすら見える。

不満を口にしてストレスを貯めないようにしているみたい。

むしろ「あー、また文句言うてる」って、ちょっとクスっとなるのは、やっぱりこの国の根が明るい国民性のおかげなんだろう。

 

 

eresunica.hatenablog.com

 

 

スーパーでスペイン人に怒られます1

大人になって怒られることってありますか?

そうそうないですよね?

この国にきて、まぁまぁいい大人の私、結構怒られます。

怒られる、と言うより、注意される。

今のところ、一番怒られる率が高いのはスーパーマーケット。

特に、コロナウィルス対策が始まってからは、ピリピリしている店員さんが多いので、怒られることが多い。

 

今日怒られたのは、魚コーナーで魚に近づきすぎたから。え。

コロナウィルス対策で、並べられている魚に近づかないように、足元にテープで印がしてあるのに気づかなかった。だって、魚の値段みたかったし、魚の鮮度をみたかったやもん。

近づきすぎた瞬間、お店の人から注意される。

いい大人が、いい大人に叱られる。

 

と思ったら、横でセニョーラ1も同じことして、速攻でお店の人に怒られている。

と思ったら、次来たセニョーラ2が、禁断の魚の領域に侵入した。

次は、その前にお店の人に怒られたセニョーラ1が自分の経験を生かして、セニョーラ2に注意をしている。

お店の人の出番なし。

 

スーパーでスペイン人に怒られます2

スーパーに行けば、一番スペイン人の性格を感じられる気がします。

今日も私、スーパーにいった。

最近、コロナウィルス対策によって、入店前に必ず、アルコール消毒が義務づけられている。私がいくスーパーは、その後、プラスチックの使い捨て手袋もつける必要がある。

スーパーに入店すると、私の前にセニョール(推定年齢80才位のおじい様)

プラスチックの手袋がくっついてなかなか開かず、手を入れれず、苦戦している模様。

スペインに来て、若干お節介度が増した私。

セニョールに「手伝いましょうか?」ときく。

セニョール「わしが手袋を開けれないんじゃない!手袋が開かないんだ!怒」

 

お節介焼いたら、怒られた。笑。

 

あ、すんません、すんません、お節介でしたね。

と心の中で思って、黙って引き下がる私。

 

「本当になんだ、これは、こんなの着けないといけないなんて」

とセニョール独り言で怒りながら、やっとこさ開いた手袋はめて、入店していく。

 

お節介焼いたら、そんなお節介いらん!とはっきり断られる時もある。

こんなこと、スペインでは日常茶飯事。

 

スペインに来た当初は、親切にして怒られるって!?ってへこんだこともあったけど、

もう今は慣れた。それに、私に対して「怒ってる」のではなく、手袋が開かない状況に「怒っている」って思えるようになった。

なんか、スペイン人らしいはっきりとした物言いは、慣れてくると、愛着すら湧いてくる。 

もちろん、お節介焼いたら、「助かったよー親切にありがとうねー」って言ってくれる場合がほとんどだけど。

 

 

eresunica.hatenablog.com

 

スペイン人の性格を知って、学んだこと 

スペインに来た初めは、スペイン人の喜怒哀楽の大きさ、感情表現の豊かさに、戸惑った。失礼に感じたり、否定的になったこともあった。今も、完全に慣れたとは言えないけど、少しずつ知って受け入れていくことで、生きやすくなった。

 

親切にしたのに、お礼を言われない時。

親切にしたのに、いらないと断られた時。

今までの自分は「せっかく人が親切にしたのに」と嫌な気持ちになったり、悲しくなったりした。

でも、スペイン人を知っていくと、私の考え方が少しずつ変わって来た。

 

私が感じるスペイン人の性格って、すごいお節介な人が多い。

なんでも首を突っ込む、話しに入りたい、構いたい、手を出したい。

でも、それはあくまで「自分がしたいから」

親切にするのも、「自分が親切にしたいから」

それ以上もそれ以下もない。

 

見返りを考えず、「自分がしたいからする」というスペイン人が多い気がする。

 

そんなスペイン人の性格を知ってから、私も少し考え方が変わった。

 

勝手に親切にしてあげたいと思うのは、私。

いらないかもしれない。でも、もしかしたら本当に助けがいる時があるかもしれない。

 

「手を貸しましょうか?」の一言をいうのは、難しいことじゃない。

 

言わないでウズウズするくらいなら、一言声をかけよう。

それで、いらんって言われれば、それでいい。

 そんな風に思えるようになったのは、この国の住民のおかげ。

 

ちょっとがさつでちょっと野蛮なこの国の住人。

愛すべきスペイン人。

 

  にほんブログ村 海外生活ブログ スペイン情報へ

 

eresunica.hatenablog.com

eresunica.hatenablog.com

eresunica.hatenablog.com