スペイン流、みんなで育てる野良猫
ご近所にいる、にゃんこ先生たち。
か、か、かわいい。
べっぴんさーん。
このにゃんこさん達は、
住宅街の空き家で生まれて、その家の周辺で住んでるノラ。
毎日、路駐している車の上に乗っかってお昼寝してる。
いつも近所の人たちが、ご飯をあげてる。
お水もあげてる。
通るたびに、安否を確認してるけど、
いっつも気持ちよさそうに、誰かの車で寝てる。
寝床も日替わりで、違う車に乗っかってる。
この前、バイクの上で2人一緒に寝てて、
バイクの持ち主、優しいお兄さんがバイク乗りたいのに、
にゃんとを起こしたくないみたいで困ってた。
ご飯をあげる人を誰かが咎めることもなく、
乗られた車の所有者が怒ることもなく。
もちろん、人によるし、地域にもよるやろう。
今のところ、このにゃんこたちは、毎日変わらず幸せそうに、誰かの車の上で、日向ぼっこをしている。
そういえば、彼の実家の歴代の猫たちも、もともとは野良猫やったらしい。
毎日庭に遊びに入って来ていた猫のために、
庭にご飯とお水を置いてあげるようになって、
毎日その辺にいるから、冬になったら寒いし家の中に入れてあげるようにして。病院も連れていってあげて、ってお世話をしてるうち、野良猫なのか、自分の家の猫か、よく分からなくなったらしい。
賛否両論があるやろうけど、
私はみんなで育てる、スペイン流の野良猫との付き合い方が、優しいなぁって思う。
そんなことを思いながら、にゃんこさんの無事を今日も確認して、スーパーへ向かう。
なぜか大量にいる鳩。
よくみると、暑くなり始めて、雨も降らない日々が続くからか、鳩のためにも誰かが水を置いている。
その水の周りに大量の鳩。
スペイン人、鳩にまでご親切。
って思いながら歩いてると、
大量に落ちている鳩のう○こゾーンに突入し、
抵抗虚しく踏んでしまった。
「水、捨てんぞーーーーーー!!!」
っておもわず一瞬思った、心の狭い、わたし。