スペイン人直伝のスペイン風オムレツのレシピ
「スペイン風オムレツ」と日本で呼ばれている、スペインのオムレツ。
スペインでは、トルティージャデパタタって言います。
トルティージャは、卵料理。
パタタは、ジャガイモという意味。
一番定番は、ジャガイモのトルティージャ。
他にも、生ハム入り、アスパラガス入り、真ん中をホールケーキのように切って、レタスやトマト、ツナ缶、マヨネーズを入れたものとかもあります。ツナ缶入ってるのに、こっちでは、「ベジタリアンオムレツ」って呼ばれています。
あのぉ、ベジタリアンの定義わかっていらっしゃいますか?
そんな雑すぎる国民。
愛すべきスペイン人。
私の家では定番中の定番。
ジャガイモを使った、「スペイン風オムレツ」をご紹介します。
もともとスペイン人の彼に作り方を伝授してもらった、現地人直伝の本気レシピです。誰の参考になるのか、もっぱら不明です。でも本気で作ったら、現地の味を完全再現できます。←自画自賛。
注意
写真のオムレツは、日本でいうと超特大サイズになると思われます。家庭で夕食の一品というレベルのサイズではありません。パーティーに持ち寄りサイズになっています。しかも、この写真のオムレツは、多分1キロありました。誰が食べんねん?って感じでしょ。でも、こっちの方、ペロンチョって食べるんです。びっくりしちゃう。そりゃお腹そういう感じなるでしょうね。←ただの悪口。 材料で紹介している量は、参考程度にして、作りたいサイズで変更しましてください。THE、無責任。
材料
ジャガイモ 特大3個
玉ねぎ 中1個
卵 4−5個
オリーブオイル 大量
塩
作り方
1、ジャガイモを5ミリ幅に切る。
2、玉ねぎを縦半分に切って、次に横半分に切ってから、2ミリ幅に薄切り。
3、フライパンにオリーブオイルを入れて、ジャガイモをオリーブオイルで煮る。
弱火から中火でゆっくりじっくり。30分程度が目安。
4、時々混ぜて、ジャガイモが少し柔らかくなったら、玉ねぎ投入
5、お塩を適当にかけて、味をつける。
6、時々混ぜて、ジャガイモがちょっと崩れる程度になってる、玉ねぎが完全に火を通って柔らかく甘みがある状態になったら、ざるに芋と玉ねぎをあげる。この時、自然とジャガイモが2、3つに崩れる、壊れる感じがちょうど良くできてる証拠。
オリーブオイルは、再利用できるので捨てないこと!
7、大皿深皿に、卵を割り、卵ひとつあたり、ひとつまみのお塩をかけ、卵に空気を入れるようにしっかりとく。
8、6の煮込んだ芋と玉ねぎのオリーブオイルをしっかり切って、卵の大皿に全部投入。
スプーンで下から持ち上げるようにして、混ぜる。
9、小さめで高さのあるフライパンにオリーブオイル(さっき芋を似たオリーブを再利用)を全体に行きわたるように引く。
10、中火にして、9を投入
11、5、6分ほどしたら、ひっくり返す準備。
12、平らなお皿を、フライパンにのせて、お皿の底に右手の手のひらを乗せ、フライパンをひっくり返して、オムレツをお皿にひっくり返る。
13、お皿から滑らすようにして、フライパンにオムレツを戻し、反対の面を焼く。
14、弱火でゆっくり、7、8分
15、12と同じ方法でお皿にひっくり返し出来上がり。
ポイント
●ジャガイモと玉ねぎをオリーブオイルで煮る。
焼くのではなく、揚げるでもなく、煮る。
オリーブオイルは、もこみちを超えるレベルで投入してください。
● 火加減は、基本、中火(か、弱火)
●ジャガイモをオリーブオイルから出してから、卵へ入れるまではスピード重視。
ジャガイモの熱さで、大皿の中で、卵が少し調理されるのがポイント
●ジャガイモを煮る時間や、卵と混ぜてオムレツを成形していく時間は目安です。
お芋の種類、多少の切り方でも変わってくるので、そこは自分の目を信じて。
まとめ
以上、本気で作る、スペイン風オムレツ。
いや本気で作った現地のレシピやから、風はとろうか?
スペインオムレツをご紹介しました。
ありがとうございます。